今年、新車を買おうと思った方は知っているかもしれませんが
2009年度1月1日より、突起規制が改訂されました。
それにより、当社マフラーも引っかかることになってしまい
急ピッチで試作を作り、やっと製品化に辿りつきました。
マフラー業界でも結構な数のマフラーが引っかかると
年明けから改良されている会社が多いようです。
では、何が変わったか?出口です。
改正の内容を簡単に説明すると
フロアライン以上の部分にそれぞれの規定のRを
施していないといけない。
フロアラインの説明は難しいのですが簡単に説明すると
「30°の円錐を自動車の外部表面に出来るだけ低い位置で連続的に
接触させた時の外部表面と円錐との接点の幾何学的軌跡をいう。」
かなり略してますが・・・ようは バンパーの形状次第でマフラーも
十分にこの規制に引っかかってしまうということです。
そして、ジムニーのノーマルバンパーについては
当方の出口ではどうしても規制に引っかかってしまいました。
変更にあたり、形を変えず、奥に入れることも考えたのですが
設計の問題もあり、難しいという判断でRを規定数値で変更し
製品化をしました。
当方の出口は元々、切りっぱなしの形状ではなかったので

そんなに大変な話では無かったのですが
少し見た目に丸くなりソフト感が加わった感じですか。
これでこれから新車を買いマフラーを交換したいというお客様も
安心して装着できます。
もちろん、新車コンプリートカーをご検討の方も!
あくまでこの規制は2009年1月1日以降に生産される車に
適応される規制です。
只今、既に装着されているお車は交換しないと車検が通らない
ということではありません。
ノーマルバンパー対応でテールエンド90Ф。
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